お義母さんの古希のお祝いを兼ねて三世代で行った鳥羽&伊勢旅行。
2日目は、観光ガイドさんをお願いして初めてのお伊勢参りに行ってきました。
>>『その④観光ガイドさんと行く!初めてのお伊勢参りー前編ー』からの続きです。
伊勢神宮内宮・初めての参拝
観光ガイドさんと一緒に、参拝させていただいた伊勢神宮。
ところどころで立ち止まって、娘の好きな日本神話にまつわる神様のこと、伊勢神宮にかかわる神様のことなどなどお話しくださいました。我が家が参拝したのはこの通りです。
①宇治橋(うじばし)
式年遷宮に合わせてつくりかえられるという宇治橋。伊勢神宮への入り口です。
冬至の日には、この鳥居の真ん中からお日様が登るという有名な橋です。
②神苑(しんえん)
伊勢神宮の中庭にあたる神苑(しんえん)。大正天皇がお手植えになったという松の木や「君が代」に出てくる『さざれ石』(↓)を見ることができます。お天気が良いときには、神宮内で放し飼いにされているという「神鶏」が観られることもあるそうです。
江戸時代は、このあたりにも普通に人が暮らしていたそうで、明治になって伊勢神宮を整備するにあたり立ち退かせたのだとか。
③五十鈴川御手洗場(いすずがわみたらし)
昔はここで手をすすいで身を清めたという五十鈴川の御手洗場。今は手水社があるのでここで手を洗うのが正式ではありません。
④瀧祭神(たきまつりのかみ)
参道から少し入ったところに「瀧祭神(たきまつりのかみ)」がおられます。
五十鈴川を守る水の神様で、参道から外れているし門と板垣だけなので素通りする方がほとんど。
我が家はガイドさんに教えていただいて、しっかりと手を合わせてきました。
⑤正宮(しょうぐう)
さすがにここはすごい人でした。
日本人の総氏神様である天照大神がおられる正宮です。お参りするまでに5分ほど並びました。
基本所作「二拝二拍手一拝」でお参りするのですが、ガイドさんが言うには、ここでは日ごろの感謝だけをお参りするんだそうです。
個人的な望みやお願いごとは、次に行く「荒祭宮(あらまつりのみや)」でするんだって!
知らなかった!
⑥御稲御倉(みしねのみくら)
倉の守り神「御稲御倉神」をおまつりしている高床式の倉。
この倉の近くにガイドさんいわく「伊勢神宮内で一番有名な」神宮杉があります。
脇の木がこの神宮杉を抱きかかえるように生えてるの。仲良しで素敵♪
⑦荒祭宮(あらまつりのみや)
ガイドさんいわく「伊勢神宮の中で二番目にえらい神様です」という『荒祭宮(あらまつりのみや)』です。天照大御神の勇猛果敢な一面をお祀りしているのだそうです。
先ほどの正宮では日ごろの感謝だけをお参りしましたが、こちらの荒祭宮では個人的なお願い事をします。10分並んで参拝。よーくよーく、お願いしておきました。
⑨風日祈宮(かざひのみのみや)
風と雨の神様で、農業の守り神をお祀りしています。風日祈橋を越えて少し離れたところにあって、静かでとても厳かな雰囲気のある場所でした。
手前の空き地は20年に一度式年遷宮で建て替える時用の土地なんだそうです。
⑩内宮神楽殿(ないくうかぐらでん)
こちらで御朱印をいただきました。御朱印をいただくのも長蛇の列。15分待ちました。
以上、伊勢神宮を正式な順路で1周回ってガイドさんは終了。
ただ行っただけでは分からないことをたくさん教えていただいて、とってもためになりました。
時間を超過してお付き合いいただき、2時間半ほどかかりましたが、あっという間の時間でした。
おはらい町&おかげ横丁散策!
さてさて、伊勢神宮を出たのが13時前。もうお腹がぺこぺこです。
というわけで、おはらい町に入った所で名物「伊勢うどん」で腹ごしらえ!お店の前で15分ほど待ちました。
その後、続いてこれまた名物赤福本店の「ぜんざい」!
これはオーダーするまでに20分ほど並び、オーダーしてからも10分ほど待ちました。びよーんと伸びるお餅がおいひぃ!寒いときには最高です。
パパが並んでいる間に娘たちは、『おかげ座神話の館』に行ったり、お土産屋さんをのぞいたりして、おかげ横丁を楽しんでいました。
お土産屋さんも、可愛いお店がたくさんあってレトロなショッピングも楽しかった~!
伊勢神宮って子供はどうなんだろう、と思っていたのですが、なかなか楽しんでくれたようです。
伊勢神宮を出た後は、『なばなの里イルミネーション』を観るために、高速道路を名古屋方面に向かいます。